【世宗聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から61人増え、計1万3612人になったと発表した。新規感染者のうち海外からの入国者が47人で、3月25日(51人)以来の多さだった。感染再拡大の要因になりかねないとの懸念が強まっている。死者は前日から2人増え、計291人になった。

 1日当たりの新規感染者数は40〜60人台で推移した後、前日は39人に減ったが、この日は再び60人を超えた。

 海外からの入国者のうち新たに47人の感染が確認され、市中感染の14人の3倍以上となった。入国時の検疫で感染が確認されたのは20人。残りの27人は入国後の自主隔離中に判明し、地域別には京畿道が18人で最も多かった。

 海外からの入国者の感染確認は、先月26日から3週連続で2桁に上っている。各国が国境の封鎖措置を緩めている上、韓国の産業界や農家などで外国人労働者の需要が増えたためとみられる。

 防疫当局は、海外からの入国者に対しては検疫や自主隔離により感染有無を確認するため、市中感染の発端となる可能性は極めて低いとの見解を示す。それでも感染者数が増加すること自体が、国内の防疫と医療体制への負担や不安を膨らませることになる。

 一方、市中感染の14人を地域別にみると、首都圏が11人(ソウル市6人、京畿道3人、仁川市2人)で、光州市と大田市、江原道がそれぞれ1人だった。

 市中感染の1日当たりの感染確認は先週まで平均20〜40人台だったが、今週は4日連続で20人を下回った。だが、集団感染は今も散発的に起きており、依然として不安な状況が続いている。

 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。