【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から50人増え、計2万3661人になったと発表した。市中感染が40人、海外からの入国者の感染が10人だった。1日当たりの新規感染者数は3日連続で100人を下回ったが、休日のため検査数が少なかったことも影響したとみられる。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に各所での集団感染による感染者が継続的に確認されており、地下鉄駅構内などで新たな集団感染も起きていることから、感染者数はいつまた急増してもおかしくない状況だ。

 帰省や旅行で人の移動が増える秋夕(中秋節)連休(9月30日〜10月4日)を控え、防疫当局は感染対策に力を入れている。28日から10月11日までの2週間を秋夕特別防疫期間と定め、屋内50人、屋外100人以上が集まる大規模行事の禁止などの措置を取ることにしている。

 1日当たりの新規感染者数は今月23〜25日に連続して100人を上回ったが、26日は61人、27日は95人、28日は50人と3日連続で2桁台となった。

 新たに確認された市中感染者40人を地域別にみると、ソウル市が19人、京畿道が13人、仁川市が1人と、首都圏が33人を占めた。このほか、慶尚北道が3人、釜山市、蔚山市、江原道、忠清北道がそれぞれ1人。

 主な感染事例をみると、ソウル市では道峰区のデイケア施設に関連した感染者が27日正午の時点で24人に増えた。冠岳区のサウナ施設(計24人)、東大門区の宗教の集まり(計22人)などでの集団感染に関係した感染者も新たに確認された。地下鉄駅の清掃員の間でも集団感染が起きた。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された10人のうち、7人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの3人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から5人増え、計406人。韓国国内の平均致死率は1.72%となっている。27日の検査件数は4786件で、土曜日の26日(6172件)よりも少なかった。金曜日の25日(1万69件)と比べると半分以下だった。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。