【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は29日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から38人増え、計2万3699人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数が50人を下回るのは首都圏で集団感染が本格化する前の8月11日以来、49日ぶりとなる。

 市中感染も20人台にとどまり、8月上旬の水準となった。

 ただ、帰省や旅行で人の移動が増える秋夕(中秋節)連休(9月30日〜10月4日)を控えており、防疫当局は感染対策に力を入れている。

 1日当たりの新規感染者数は今月3〜19日、23〜25日に100人を上回ったが、26日は61人、27日は95人、28日は50人と、この日を含め4日連続で2桁台となった。

 この日の市中感染者数は23人となり、2日連続で50人を下回った。地域別ではソウル市が11人、京畿道が6人と首都圏が17人で、8月11日以来の10人台となった。首都圏以外では釜山市が3人、慶尚北道が2人、忠清北道が1人だった。

 主な感染事例をみると、ソウル市では江南区の住宅・商業複合施設に関係した感染者が52人に増えた。冠岳区のサウナ施設(計29人)、道峰区のデイケア施設(27人)などでも集団感染に関係した感染者が確認されている。地域でも小規模な集団感染が続いている。

 一方、海外からの入国者の感染は15人で、9人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの6人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から1人増え、計407人となった。韓国国内の平均致死率は1.72%となっている。

 28日の検査件数は1万1741件で、日曜日の27日(4786件)より6955件多かった。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。