【ソウル聯合ニュース】韓国政府が兵役逃れのため、韓国国籍を放棄し米市民権を取得した歌手のユ・スンジュンさん(43)が申請したビザ発給を再度拒否していたことが7日、分かった。

 ユさんは在ロサンゼルス韓国総領事館を相手取り、ビザ発給拒否処分の取り消しを求める訴訟をソウル行政裁判所に起こした。

 ユさんは韓国で1997年にデビューした後、トップスターとして活動していたが、2002年1月、兵役を回避するため米市民権を取得。韓国政府はユさんの入国を禁止した。

 ユさんは15年、韓国内での営利活動が可能な在外同胞ビザ(F―4)をロサンゼルスの韓国総領事館に申請したが却下され、訴訟を起こした。一審・二審ともに敗訴したが、19年に大法院(最高裁)は領事館がビザ発給を拒否したのは違法だとして、ソウル高裁に審理を差し戻した。今年3月にユさんの勝訴が確定した。

 ただ、大法院の判決はビザ発給を拒否する過程で適切な手続きを経なかったことによるもので、ビザの発給を命じたものではなかった。