【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から54人増え、計2万4476人になったと発表した。市中感染が38人、海外からの入国者の感染が16人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(69人)に続き2日連続で100人を下回り、先月29日(38人)以来、10日ぶりの低水準となった。

 新規感染者数はこのところ100人前後で推移している。先月26日からの2週間は秋夕(中秋節)の連休(9月30日〜10月4日)初日(113人)と今月7日(114人)を除くと2桁となっている。

 だが、秋夕連休中の感染が徐々に現れている上、9〜11日は「ハングルの日」からの3連休で人の移動が再び活発になると予想される。防疫当局は感染が広がる恐れがあるとして、予防対策の徹底を呼び掛けている。

 新たに確認された市中感染は前日(60人)から22人減り、38人だった。新規感染者が50人未満なら、感染拡大防止のための措置「社会的距離の確保」を最も低いレベルに引き下げる要件の一つとなる。

 地域別にみると、ソウル市の17人と京畿道の9人で首都圏が26人。それ以外の地域では釜山市と大田市がそれぞれ5人、忠清北道と全羅南道がそれぞれ1人だった。

 秋夕連休中の感染とみられる事例が各地で相次いでいる。京畿道華城市に集まった家族8人のうち6人の感染が確認された。大田市では家族と知人の集まりをきっかけに感染が広がった。8日昼までに12人の感染が判明したが、さらに増える可能性がある。

 リスクが高い医療機関内での感染も懸念される。ソウル市道峰区の病院に関係する感染者はこれまでに51人、京畿道議政府市の病院は同36人に上った。

 海外からの入国者の感染は16人で、前日から7人増えた。6人は空港や港湾での検疫で、残りの10人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から1人増え、計428人。韓国国内の平均致死率は1.75%となっている。

 8日の検査件数は1万1389件で前日より618件多かった。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。