【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は朝鮮労働党創建75周年の10日に平壌で閲兵式(軍事パレード)を開催する見通しであることが9日、韓国軍消息筋の話で分かった。軍事パレードの準備は最終段階にあるという。

 韓国軍当局は、北朝鮮が複数の弾頭を搭載できる多弾頭型の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)をはじめとする戦略兵器を公開する可能性に注目している。

 徐旭(ソ・ウク)国防部長官は7日、国会での国政監査で、北朝鮮が軍事パレードでICBMや潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を公開する可能性を問われ、「戦略兵器を(動員して)軍事力を誇示するものと判断している」と答えた。

 軍当局は、北朝鮮が党創建記念日に合わせてICBMやSLBMを実際に発射する可能性は低いとみているものの、米国と連携して北朝鮮の挑発に関する動向を継続的に監視しているとされる。とりわけ、北朝鮮が最近のミサイル試験発射で標的として使用している海上の岩の島に新たに構造物を設置したことにも注目しているという。

 韓国野党議員によると、北朝鮮は先月、東部・咸鏡北道吉州郡の沖合にある岩の島に10メートル四方の正方形をした構造物を設置した。これについて、韓国軍の元仁哲(ウォン・インチョル)合同参謀本部議長は8日の国政監査で、標的用の構造物だとの見方を示した。