【ソウル聯合ニュース】韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は2020年のノーベル平和賞受賞が決まった国連世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長に受賞を祝う書簡を送り、「今後もWFPの北に対する事業を積極的に支援する」との方針を示した。WFPが明らかにした。

 李氏は書簡で、新型コロナウイルスの影響で世界的に移動が制限される中でもWFPが飢餓の撲滅と北朝鮮住民の栄養改善に向けた事業を行っていることに謝意を表明。「新型コロナウイルスのワクチンが開発・商用化されるまでは食糧がこの混乱に立ち向かう最高のワクチンであることに深く共感する」として、北朝鮮に対する人道支援に協力する考えを重ねて強調した。

 WFPは1995年から北朝鮮に食糧を支援している。

 韓国統一部は李氏の就任後初めての対北朝鮮人道支援事業としてWFPの乳幼児・女性支援事業に1000万ドル(約10億5500万ドル)を提供することを決めた。

 統一部とWFPは昨年も北朝鮮に5万トンのコメを送る事業を推進したが、北朝鮮が拒否し実現しなかった。