【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は29日、北朝鮮の朝鮮中央通信が青瓦台(大統領府)の徐薫(ソ・フン)国家安保室長の訪米を非難したことについて、「特に言及するものはない」と述べ、対応しない方針を明らかにした。

 同通信は個人名義の記事で、徐氏が米国で南北関係は米国など周辺国と議論し、協議して解決する問題だと発言したことについて、「(2018年の)板門店宣言と平壌共同宣言の南朝鮮当局の否定であり、背信」と非難した。

 同当局者は記事への対応ではないとした上で、「徐氏は訪米を通じ、国益と朝鮮半島の平和のための外交活動を行っている」と述べた。

 徐氏は15日、米ワシントンでポンペオ国務長官と会談した後、記者団に「南北関係は単純な南北だけの関係とはいえない」として、「あらゆることは米国、周辺国と協議して進めていく問題だ。これまでもそうやってきた」との認識を示した。