【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のムン・ホンシク副報道官は30日、北朝鮮が先月起こした韓国人男性射殺事件を巡り、責任は韓国にあると主張したことについて、「事実究明と解決のための努力が速やかに行われることを望む」とし、「南北の意思疎通のため軍通信線の優先的な連結を求めたい」と述べた。

 韓国統一部のチョ・へシル副報道官も同日の定例会見で、同様の発言をした。

 南北軍当局間の通信線は北朝鮮が韓国の脱北者団体による北朝鮮側に向けたビラ散布に反発し、6月9日に遮断した。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は男性射殺に関し、「南朝鮮(韓国)全域を襲った悪性ウイルス(新型コロナウイルス)により、いつになく緊張し、危険な時期に、敏感な境界線水域で(韓国が)自国住民を管理・統制できなかったことで起きた事件」とした上で、「不幸な事件をもたらした南側に優先的な責任がある」と主張した。