【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から97人増え、計2万6732人になったと発表した。市中感染が79人、海外からの入国者の感染が18人だった。1日当たりの新規感染者数は、先月27日(88人)以来6日ぶりに100人を下回った。

 

 だが、依然として3桁台に迫る新規感染者数となっており、週末の検査件数が平日に比べ半分以下に減少したことを考慮すると、感染者は少なくない。

 また、療養施設や医療機関だけでなく学校、サウナなど日常的な場所でクラスター(感染者集団)が発生している上、若者らが全国の飲食店、クラブなどに集まったハロウィーン(10月31日)の影響が本格化していないことから、感染者数の規模は拡大する可能性がある。

 今週の新規感染者数の推移は、政府が「社会的距離の確保」のレベルを現行の計3段階から5段階に細分化した新たな防疫対策(7日実施)にも影響を及ぼすとみられ、当局は状況を注視している。首都圏では、1日当たりの新規感染者数の週平均が100人未満となった場合に最も低い第1段階となる。

 この日の新規の市中感染者は79人と、前日に比べ22人減少した。地域別ではソウル市が20人、京畿道が40人、仁川市が2人と首都圏が62人だった。それ以外の地域では忠清南道が11人、大邱市が3人、全羅南道が2人、忠清北道が1人だった。

 

 主な感染事例をみると、ソウル市鍾路区の高校と関連して1日正午までに16人の感染が確認され、京畿道城南市の中学校を中心とする感染者は計34人に増えた。このほかソウル市江南区のサウナ(計36人)、東大門区の高齢者療養施設(10人)、松坡区の病院(15人)、京畿道驪州市の障害者施設(41人)、同道南楊州市の療養型病院(76人)などでも感染者の発生が相次いでいる。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは18人で、このうち7人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から2人増え、計468人となった。韓国国内の平均致死率は1.75%。

 1日の検査件数は前日と同水準の6020件だったが、先月30日(1万4253件)、31日(1万2261件)に比べると大幅に減少した。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。