【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が12日、米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領と初の電話会談を行う見通しだ。青瓦台(大統領府)関係者は11日、「あすの電話会談実施へ時間を調整している」と記者団に伝えた。

 文大統領とバイデン氏は、朝鮮半島の非核化と平和体制構築問題を含む朝鮮半島の懸案、経済協力の拡大を通じた韓米同盟の強化策、気候変動への対応策などについて意見を交わすとみられる。

 文大統領は8日、バイデン氏の大統領選勝利を祝うメッセージをツイッターに投稿した。翌9日の首席秘書官・補佐官会議では、大統領選の結果を支持する姿勢を表明するとともに、「韓米同盟強化と朝鮮半島平和プロセスの進展にいかなる空白も生じないようにする」と述べ、バイデン氏側と多方面で意思疎通する考えを示した。

 バイデン氏も大統領選を控え聯合ニュースに寄稿した文章で「同盟を強化し、韓国とともに立つ」と強調していたことから、文大統領との電話会談では韓米同盟の強化策に焦点を当てると予想される。

 バイデン氏は10日(米現地時間)、英国、フランス、ドイツ、アイルランドなど欧州主要国の首脳と電話で会談した。これに続き、韓国をはじめとするアジアの同盟国と相次いで電話会談を行うことになる。