延坪島砲撃事件から10年 韓国国防相「平和のために強い力必要」
また、今年は延坪島砲撃事件から10年、朝鮮戦争勃発から70年になることに触れ、「わが軍は過去の痛みが二度と繰り返されないよう、強固な国防態勢を確立し、朝鮮半島の平和と繁栄を守っていく」と誓った。
国防部長官が同事件の犠牲者追悼式に出席したのは、2015年以来。事件発生後、15年までは毎年出席していたが、02年に起きた韓国と北朝鮮の銃撃戦「第2延坪海戦」、10年の韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件と延坪島砲撃事件で犠牲になった55人を追悼する日として「西海(黄海)守護の日」(3月25日)が16年に政府の記念日に指定されてからは、西海守護の日の行事にだけ参加してきた。
延坪島砲撃事件は北朝鮮が延坪島とその近海に170発を超える砲弾を撃ち込み、韓国軍海兵隊の兵士2人と民間人2人が犠牲となった。