【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は29日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が28日に米製薬大手、モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)と通話し、2000万人分の新型コロナウイルスワクチンを購入することで合意したと発表した。

 

 韓国は当初、モデルナとの交渉で1000万人分のワクチンを確保する計画だったが、2倍に増えたことになる。

 また、青瓦台の康ミン碩(カン・ミンソク)報道官はこの日の会見で、文大統領とバンセル氏は来年7〜9月期で進めていたワクチンの供給時期を4〜6月期からに前倒しすることを決めたと明らかにした。 

 バンセル氏は文大統領に「ワクチンが早期に供給されるよう最善を尽くす」として、韓国政府が望めば年内の契約締結も可能だと述べた。これに対し、文大統領は「なるべく年内の契約締結を希望する」と応じたという。

 康報道官は英アストラゼネカなどとのワクチン供給契約に加え、モデルナとの契約が終われば計5600万人分のワクチンを確保できると説明した。これは韓国の人口約5100万人を上回る。

 一方、文大統領とバンセル氏は韓国の国立保健感染症研究所とモデルナとの間で新型コロナの世界的流行(パンデミック)への共同対応と臨床試験、研究・開発で協力する内容の了解覚書(MOU)を締結することで合意した。

 このほか、モデルナのワクチンを韓国企業が委託生産するための協力も強化することを決めた。