【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は30日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1050人増え、累計5万9773人になったと発表した。市中感染が1025人、海外からの入国者の感染が25人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1046人)に続き、2日連続で1000人台となった。

 先月中旬から流行の「第3波」が本格化し、国内の新規感染者数は連日1000人前後で推移している。感染すると重症化のリスクが高い高齢者の利用が多い療養型病院や療養施設などでクラスター(感染者集団)発生が相次ぎ、重症者や死者も急増している上、最近ではソウル東部拘置所をはじめとする矯正施設での感染も広がっており、政府は対策に苦心している。

 新たに確認された市中感染者1025人を地域別にみると、ソウル市が383人、京畿道が274人、仁川市が48人で、首都圏が705人を占めた。

 首都圏以外では大邱市が49人、忠清北道が45人、釜山市が38人、慶尚南道が36人、全羅北道が32人、忠清南道が27人、慶尚北道が21人、大田市が19人、江原道が17人、蔚山市が15人、済州道が10人、光州市が9人、世宗市が2人だった。

 大規模な集団感染が発生したソウル東部拘置所の感染者は累計792人に増えた。特に、同拘置所からソウル南部刑務所に移された人のうち16人の感染が確認され、集団感染のさらなる広がりが懸念されている。

 また、忠清南道天安市の食品販売店に関連して外国人ら計106人の感染が確認され、全羅北道淳昌郡の療養型病院関係の感染者も計73人に増えた。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは25人だった。このうち11人は空港や港湾での検疫で判明し、14人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から20人増えて計879人となった。韓国国内の平均致死率は1.47%。

 重篤・重症患者は332人と、前日から2人増えた。

 29日の検査件数は6万1343件で前日に比べ1469件多かった。陽性率は1.71%。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。