【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日に発表した新年の辞で、ソフトパワーでも世界をリードする国に飛躍するとして、文化芸術とスポーツを代表的な「Kコンテンツ」として挙げた。

 文大統領は米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で1位を獲得した男性グループ・BTS(防弾少年団)や世界的な人気を誇るガールズグループ・BLACKPINK(ブラックピンク)、米アカデミー賞の授賞式で作品賞など4冠に輝いた映画「パラサイト 半地下の家族」を取り上げ、「Kコンテンツが世界を魅了し、幸せを与えている」とし、「文化芸術家が思う存分、想像力と才能を発揮できるよう支援するとともに、韓流コンテンツのデジタル化の促進など、文化大国の地位を確立する」と表明した。

 また欧州で通算150ゴールを達成したサッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する孫興ミン(ソン・フンミン)や米大リーグ・ブルージェイズで活躍する左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)、米女子ゴルフで2年連続して賞金女王に輝いた高真栄(コ・ジニョン)らにも言及し、「多くのスポーツ選手が国民と世界の人々に希望と勇気を伝えた」と評価した。

 韓国大統領が新年の辞で文化芸術とスポーツ関係者を大きく取り上げるのは異例だ。新型コロナウイルスの影響で失意を味わった国民に大きな元気を与えたことを高く評価したためとみられる。

 文大統領は東南アジア諸国連合(ASEAN)とインドなどを対象にした「新南方政策」の重要性を強調する際、現地で人気の高い「K―POP」など韓流を重要なコンテンツとして取り上げてきた。昨年9月のデジタル・ニューディール文化コンテンツ産業戦略報告会では、世界をリードするデジタルコンテンツ国に飛躍するとして、「韓国版ニューディールでデジタルコンテンツ産業の生態系(エコシステム)をさらに大きく育成する」と意欲を示した。