【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から404人増え、累計7万3518人になったと発表した。市中感染が373人、海外からの入国者の感染が31人だった。1日当たりの新規感染者数は18、19の両日は300人台後半となっていた。

 

 流行の「第3波」が続く中、先月まで連日1000人台を記録していた新規感染者数は今年に入って徐々に減り始め、近ごろは300人台まで減ったが、この日は小幅増加した。

 新規感染者数は全体的に減少傾向にあるものの、市場や銀行など日常的な空間で散発的な感染が相次いでいるのに加え、ウイルスの生存に有利な冬季であり、英国、南アフリカ共和国、ブラジルで見つかったウイルスの変異種が流入していることから、新規感染者数は今後増加に転じる可能性もある。

 政府は防疫対策「社会的距離の確保」(首都圏で上から2番目の第2.5段階、首都圏以外の地域で第2段階)と5人以上の集まりの禁止措置を今月末まで延長し、来月からは旧正月連休の特別防疫対策(2月1〜14日)を取る。

 新たに確認された市中感染者373人を地域別にみると、ソウル市が135人、京畿道が126人、仁川市が14人で、首都圏が275人を占めた。

 首都圏以外の地域では慶尚南道が18人、釜山市が12人、大邱市と光州市がそれぞれ11人、江原道と全羅南道がそれぞれ9人、慶尚北道、忠清南道がそれぞれ7人、済州道が6人、蔚山市が3人、全羅北道、忠清北道がそれぞれ2人、大田市が1人だった。

 主な感染事例をみると、プロテスタント系宣教団体が運営する慶尚北道尚州市の施設に関係する感染者が計784人に増えた。ソウル市恩平区内の病院では計14人の感染が確認されたほか、京畿道城南市の総合市場(20人)、同道安養市の福祉施設(10人)、同道水原市の福祉施設(10人)、慶尚北道浦項市の銀行(12人)など新たな集団感染の事例も相次いだ。

  一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは31人で、うち1人は空港や港湾での検疫で判明し、30人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から17人増えて計1300人となった。韓国国内の平均致死率は1.77%。重篤・重症患者は前日より12人減り、323人となっている。

 19日の検査件数は5万1804件で、前の日に比べて1302件少なかった。