【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は31日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から355人増え、累計7万8205人になったと発表した。市中感染が325人、海外からの入国者の感染が30人だった。1日当たりの新規感染者数は30日(458人)に比べ103人減り、5日ぶりに400人を下回った。週末のため、検査件数が平日の半分程度に減少した影響が大きいとみられる。

 韓国政府は31日午後、感染者の発生状況を分析した上で、新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」の2月以降のレベルと5人以上の私的な集まりを禁止する措置の延長有無を発表する。

 昨年11月中旬から本格化した流行の「第3波」は今年に入り、減少傾向にあったが、プロテスタント系宣教団体「IM宣教会」の施設での集団感染を機に増加に転じた。25日からの1週間の新規感染者数は300人台が2回、400人台が4回、500人台が1回となっている。

 新たに確認された市中感染者325人を地域別にみると、京畿道が107人、ソウル市が98人、仁川市が19人で、首都圏が224人を占めた。

 首都圏以外の地域では釜山市が20人、慶尚南道が18人、光州市が16人、慶尚北道が15人、大邱市が9人、蔚山市と江原道がそれぞれ6人、忠清南道が4人、世宗市と全羅北道がそれぞれ2人、全羅南道と済州道、忠清北道がそれぞれ1人だった。

 主な感染事例をみると、IM宣教会が運営する非認可教育施設6カ所でこれまでに368人の感染が確認されたほか、ソウル市内にある漢陽大病院を中心とする集団感染が起き、計27人が陽性と判明した。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは30人で、うち15人は空港や港湾での検疫で判明し、残り15人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から6人増えて計1420人となった。韓国国内の平均致死率は1.82%。重篤・重症患者は前日から2人減り、229人となっている。

 29日の検査件数は2万4290件で、前の日に比べて2万2978件少なかった。