【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が2日発表した消費者物価動向によると、1月の消費者物価指数は前年同月比0.6%上昇し、4カ月連続で0%台となった。卵など畜産物が約6年ぶりの上昇幅を記録し、最低賃金の引き上げで個人サービスも上昇したが、原油安により工業製品は下落した。

 1月の商品物価指数は前年同月比0.9%上昇した。このうち農畜水産物は10.0%上がり、昨年11月(11.1%)、12月(9.7%)に続いて上昇傾向を示している。卵(15.2%)、国産牛肉(10.0%)の上昇幅が大きく、畜産物の消費者物価上昇率は2014年6月(12.6%)以来約6年ぶりの大きさだった。

 原油安の影響で工業製品は0.6%下落し、電気・水道・ガスも5.0%下がった。

 サービスは0.4%上昇した。年初の最低賃金引き上げの影響で個人サービスは1.5%上昇した。個人サービスのうち外食物価の上昇率は1.1%。教育無償化など政策の影響で公共サービスは2.1%下落した。家賃の上げ幅は0.7%だった。

 変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は0.9%上がった。経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(農産物とエネルギーを除く)は0.4%上昇した。

 統計庁の担当者は「生活物価は指数上では安定しているが、国民が主に体感する農畜水産物の物価は上昇している」とし、「原油価格の下落、政策的支援で物価が下がった部分もあり、全体的には0%台の消費者物価指数となった」と説明した。