【釜山聯合ニュース】イラン政府が1月に拿捕(だほ)した韓国船籍タンカーの船員の解放を決めたが、タンカーの船社は3日、聯合ニュースに対し、「船舶の運航に不可欠な乗員は13人」とした上で、「運航は認められるか、イランが主張する海洋汚染関連調査のためにも船員がすぐ本国に帰ることは難しそうだ」と伝えた。

 ミャンマー人の船員もクーデターで同国の空港が閉鎖されたため帰国できない状況だとして、「船員がすぐ帰国できない状況を知って解放すると発表したのではないかと思う」と述べた。

 また、「イランが船舶を拿捕した理由は船舶による海洋汚染を調べるためとしているが、船員を拘束していることに負担を感じたとみられる」として、「分析が必要だが、船員を解放するといっても(状況が)良いとは言い切れない」との認識を示した。

 その上で、「船員の安全はある程度確保されたと思う」とし、「(韓国の)外交部や海洋水産部と対策を議論しなければならない」と述べた。

 船舶には船長を含む韓国人5人、ミャンマー人11人、インドネシア人2人、ベトナム人2人の計20人が乗船していた。

 韓国外交部によると、イランは船長1人を除く19人を解放すると発表した。