【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が5日発表した国際収支(速報値)によると、2020年12月の経常収支は115億1000万ドル(約1兆2150億円)の黒字だった。黒字は8カ月連続で、黒字額は前年同月(46億4000万ドル)の約2.5倍に拡大した。これにより20年通年の経常黒字は752億8000万ドルと、前年(596億8000万ドル)から26.1%増となった。

 12月の商品収支(貿易収支に相当)の黒字は105億ドルで、前年同月比49億ドル増加した。輸出額が525億9000万ドルで10.3%増加した半面、輸入額はほぼ横ばいの420億9000万ドルにとどまったため。

 サービス収支は依然として赤字が続くが、赤字額は5億3000万ドルで前年同月より20億7000万ドル少なかった。中でも旅行収支は、韓国からの海外旅行者が96%急減した影響で赤字が約半分の5億8000万ドルに減った。

 給与・賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支(第1次所得収支)は21億9000万ドルの黒字だった。配当所得が減少するなどし、黒字額が3億7000万ドル縮小した。

 20年通年の輸出額は前年比7.2%減の5166億ドル、輸入額は8.8%減の4346億6000万ドルだった。