【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から444人増え、累計8万1930人になったと発表した。市中感染が414人、海外からの入国者の感染が30人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(303人)から141人増え、6日ぶりに400人台となった。

 1日当たり新規感染者は、週末の検査件数減少の影響で週明け8日(288人)は約2か月半ぶりに200人台に減少したが、9日に再び300人を超え、この日は400人台半ばに上がった。

 特に首都圏で、宗教施設や塾、ダンスホールといったさまざまな場所でクラスター(感染者集団)が発生している。こうした中で11日からは4日間の旧正月連休が始まり、人が集まったり移動が増えたりすると予想される。全国的に感染が再拡大する恐れもある。

 この日新たに確認された市中感染者は414人だった。8日と9日はそれぞれ200人台後半に低下していたが、再び400人を上回った。地域別にみると、ソウル市が169人、京畿道が157人、仁川市が18人で、首都圏が344人と全体の約83%を占めた。首都圏以外の地域では釜山市が18人、大邱市と光州市がそれぞれ14人、慶尚南道が9人、江原道が5人、忠清北道と忠清南道、全羅北道、慶尚北道がそれぞれ2人、世宗市と全羅南道がそれぞれ1人だった。

 主な感染事例としては、京畿道富川市の宗教団体と学習塾でこれまでに53人の陽性が判明した。この両方の施設に出入りする感染者がいたことが分かっている。また、ソウル市東大門区の病院で延べ14人の感染が確認されたほか、京畿道高陽市のダンスホールに関係した感染者は12人、同市の飲食店の感染者は13人にそれぞれ増えた。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは30人で、このうち6人は空港や港湾での検疫で判明し、24人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から4人増えて計1486人となった。韓国国内の平均致死率は1.81%。重篤・重症患者は前日から5人減り、184人となっている。

 9日の検査件数は4万2618件で、前日より6591件少なかった。