【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は14日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から326人増え、累計8万3525人になったと発表した。市中感染が304人、海外からの入国者の感染が22人だった。新規感染者は前日(362人)から36人減少し、2日連続で300人台を記録した。1日当たりの新規感染者数は11日(504人)に半月ぶりに500人台となったが、それ以降大きく減少した。ただ、減少の背景には旧正月連休(今年は11〜14日)で検査件数が減少していることがあるとみられ、油断はできない状態だ。

 首都圏を中心に全国的に集団感染が広がる中、多くの人が移動し家族らが集まった旧正月連休を迎えたことから、感染が拡大する懸念が出ている。政府は連休明けの15日から不特定多数の人が利用するカフェや飲食店など首都圏施設の営業時間を、現在より1時間延長し午後10時までとする指針を発表。防疫対策「社会的距離の確保」のレベルについても引き下げるが、5人以上の集まりを禁止する措置はそのまま維持し、警戒する。

 この日新たに確認された市中感染者304人を地域別にみると、ソウル市が147人、京畿道が77人、仁川市が19人で、首都圏が243人と全体の約8割を占めた。

 首都圏以外の地域では釜山市が12人、忠清南道が11人、慶尚南道が6人、江原道、忠清北道、全羅北道がそれぞれ5人、慶尚北道が4人、大邱市、蔚山市がそれぞれ3人、光州市、大田市、世宗市が2人、全羅南道が1人となっている。

 主な感染事例では、ソウル市内の大学病院で患者やその家族、医療従事者ら37人が新たに感染した。現在も検査が行われており、感染者はさらに増える可能性がある。京畿道高陽市のダンスホールに関連する感染者は増え続け、計73人になった。ほかにソウル市内のスポーツ施設などで新たなクラスター(感染者集団)が発生した。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された22人のうち、7人は空港や港湾での検疫で判明し、15人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から8人増えて計1522人となった。韓国国内の平均致死率は1.82%。重篤・重症患者は前日から1人減り、156人となっている。

 13日の検査件数は2万4749件で、前の日より2781件増加。連休直前の平日だった10日と比べると1万5236件少ない。