【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は19日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から561人増え、累計8万6128人になったと発表した。市中感染が533人、海外からの入国者の感染が28人だった。新規感染者は前日(621人)から60人減り、3日ぶりに600人を下回った。

 

 だが、工場などの大規模事業場や日常生活の中で集団感染が続いているのに加え、人の移動が増えた旧正月連休(11〜14日)の影響が本格化する時期であることから、安心はできない状況だ。

 新型コロナ防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが引き下げられ、不特定多数の人が利用する飲食店やクラブなどの営業制限が緩和された影響も徐々に表れてくる可能性が高く、流行の「第4波」を懸念する声も出ている。

 政府は最近の感染者の増加傾向が旧正月連休による一時的な現象か、本格的な感染再拡大の兆しかを見極めた上で防疫措置の強化などを検討する方針だ。

 

 新たに確認された市中感染者533人を地域別にみると、ソウル市が177人、京畿道が182人、仁川市が37人と首都圏が396人だった。

 首都圏以外の地域では慶尚北道が22人、忠清南道が21人、忠清北道が18人、釜山市が16人、蔚山市が12人、大邱市と全羅南道がそれぞれ10人、慶尚南道が9人、江原道が5人、大田市が4人、光州市、全羅北道、済州道がそれぞれ3人、世宗市が1人だった。

 ソウル市の順天郷大病院で起きた集団感染では感染者が計171人に増え、京畿道南楊州市のプラスチック製造工場ではこれまでに123人の感染が確認された。忠清南道牙山市にある大手ボイラーメーカーの工場関連では少なくとも149人の感染が判明した。このほか、旧正月連休中の家族の集まりでの感染も相次いでいる。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは28人で、このうち10人は空港や港湾での検疫で判明し、18人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から6人増えて計1550人となった。韓国国内の平均致死率は1.80%。重篤・重症患者は前日から8人減り153人となっている。

 18日の検査件数は4万2778件で、前の日に比べ131件多かった。