【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から356人増え、累計8万9676人になったと発表した。市中感染が334人、海外からの入国者の感染が22人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(415人)から59人減り、再び400人を下回った。

 ただ、新規感染者数が減少したのは週末のため平日より検査件数が少なかった影響もあり、油断はできない状況だ。

 政府は防疫対策「社会的距離の確保」の現行のレベル(首都圏は上から3番目の第2段階、首都圏以外は同4番目の第1.5段階)と、直系家族を除く5人以上の私的な集まりの禁止措置を来月14日までの2週間据え置くことを発表している。

 新たに確認された市中感染者334人を地域別にみると、京畿道が139人、ソウル市が117人、仁川市が13人で、首都圏が269人を占めた。首都圏以外の地域では光州市が14人、忠清北道が10人、全羅北道が7人、世宗市が6人、大邱市と蔚山市がそれぞれ5人、釜山市と忠清南道がそれぞれ4人、江原道と慶尚北道がそれぞれ3人、慶尚南道が2人、大田市と済州道がそれぞれ1人で、計65人だった。

 職場での集団感染が相次いでいる。京畿道の繊維製造会社で社員14人の感染が確認され、同道の家具製造会社では社員11人と家族1人が陽性と判明した。同道のリサイクル会社でも社員12人と家族1人が感染した。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは22人だった。このうち9人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの13人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から8人増えて計1603人となった。韓国国内の平均致死率は1.79%。重篤・重症患者は前日より7人減少し135人となっている。

 27日の検査件数は2万1791件で、前の日に比べ1万5358件少なかった。