【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は15日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から382人増え、累計9万6017人になったと発表した。市中感染が370人、海外からの入国者の感染が12人だった。

 1日当たりの新規感染者数は前日(459人)から77人減り、7日ぶりに400人を下回った。ただ、これには休日による検査件数の減少が影響しており、感染拡大の勢いが弱まっているとはみなせない。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の職場や事業場でクラスター(感染者集団)発生が続いていることに加え、首都圏以外でも知人同士の集まりやサウナに関係した感染確認が相次いでいる。

 政府は感染拡大を抑えるため、28日までの2週間、防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを首都圏は上から3番目の第2段階、首都圏以外は同4番目の第1.5段階で維持し、5人以上の私的な集まりも引き続き禁じる。

 新たに確認された市中感染者370人を地域別にみると、ソウル市が112人、京畿道が161人、仁川市が18人で、首都圏が291人を占めた。首都圏以外の地域では慶尚南道が31人、江原道が10人、忠清北道が9人、忠清南道が5人、釜山市と大邱市、全羅北道がそれぞれ4人、慶尚北道と済州道がそれぞれ3人、大田市と世宗市がそれぞれ2人、光州市と蔚山市がそれぞれ1人。

 サウナや職場、飲食店などでのクラスター発生が相次いでいる。慶尚南道晋州市のサウナに関係した感染者は計150人に増え、ほかに京畿道華城市の物流センター(累計感染者15人)、同道富川市の保険会社(同10人)、同道安城市の家具工場(同10人)、ソウル市蘆原区の飲食店(同26人)などでも新たな感染者が確認された。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは12人だった。このうち7人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの5人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から6人増えて計1675人となった。韓国国内の平均致死率は1.74%。

 重篤・重症患者は前日から6人減り、99人となっている。今年1月には400人台に達していたが、昨年12月以来、3カ月半ぶりに100人を下回った。

 日曜日だった14日の検査件数は1万8539件で、前の日に比べて1080件少なかった。直前の平日だった12日と比べると1万7140件少ない。