【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は16日、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官の訪韓について、「同盟関係を修復し、同盟と協力を通じて世界の懸案に対するリーダーシップを取り戻そうとするバイデン政権の強い意思が反映されたもの」と話した。

 当局者は米国の国務長官と国防長官が同時に訪韓するのは2010年7月以来とし、「任期初期の初歴訪に韓国が含まれたのは、韓米同盟の重要性と堅固さを再確認して内外に明確に宣言するもの」と評価した。 

 外交部によると、両長官は17日午後に専用機で韓国入りし、それぞれ韓米外相会談、国防相会談を行う。

 18日には外交・国防閣僚会議(2プラス2)を開催し、これに合わせ、在韓米軍の駐留経費負担に関する特別協定(SMA)の仮署名式が行われる予定だ。韓米は2プラス2の成果を盛り込んだ共同声明を採択し、記者会見を行う。

 外相会談と2プラス2の主な議題は、▲韓米同盟の懸案と発展の方向▲北朝鮮核問題をはじめとする朝鮮半島問題▲韓米日の協力▲地域およびグローバル協力――の4項目だ。

 特に米国側が北朝鮮核問題についてどのような立場を示すのか注目される。

 韓米は今回の会談で韓米日の協力の重要性を強調することが予想される。

 米国務省は14日(米東部時間)、ブリンケン氏が日本に出発するのに合わせて日米同盟をアピールする報道官名義の声明を出し、韓日関係の改善と韓米日3カ国協力の重要性を強調した。米国のこうした呼び掛けが断絶に近い状態の韓日間の対話を再開させる動力になるのか注目される。

 地域およびグローバル協力を巡っては中国への対応と関連し、インド・太平洋地域で中国をけん制するために構成された米国、日本、オーストラリア、インドの4カ国による枠組み「クアッド」への韓国の加入について言及があるかについても注目が集まる。

 このほかに、新型コロナウイルスの防疫、気候変動への対応、ミャンマー問題なども協議される見通しだ。