【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、ソウル市内の保健所で英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。青瓦台(大統領府)の康ミン碩(カン・ミンソク)報道官によると、文大統領はその後に開いた青瓦台の参謀会議で、ワクチン接種について「これまで滞りなく進んでいるが、日常の回復を早めるには接種ペースを上げる必要がある」と述べた。「看護師が注射を上手に打ってくれたため、全く痛くなかった」と接種の感想も語った。

 文大統領は6月に英国で開催される主要7カ国(G7)首脳会議に出席するため、この日接種を受けた。接種後はマニュアルに従い、副反応に備えて30分待機した後に青瓦台へ戻った。

 青瓦台の高官は「ワクチンを接種してから免疫が形成されるまでに2週間程度かかるといわれている。文大統領は6月に出国予定のため、2週間前の5月半ばごろに2回目の接種を受けるのではないか」と話している。疾病管理庁は公務出張などの目的で出国する場合、ワクチンを優先接種している。

 韓国政府は同日から65歳以上に対するアストラゼネカ製ワクチンの接種を始めた。文大統領は68歳だ。