【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が25日に東部の咸鏡南道・咸州付近から朝鮮半島東側の東海上に向けて発射した短距離弾道ミサイル2発について、韓国情報機関・国家情報院(国情院)は29日の国会情報委員会で、「第8回朝鮮労働党大会を記念して開かれた閲兵式(軍事パレード)で公開された新型ミサイルと推定される」と報告した。同委員会の野党幹事を務める河泰慶(ハ・テギョン)議員(最大野党「国民の力」所属)が伝えた。

 また、1月の閲兵式で公開された新型の短距離弾道ミサイルは、ロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の全長と直径を拡大したもので、2019年5月と8月に発射されたものの改良型で、弾頭重量を増大したと説明した。

 河氏によると、国情院は同新型ミサイルについて、理論的には核の搭載が可能と分析した。

 国情院は北朝鮮がミサイルを発射した背景について、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が第8回党大会で指示した国防科学技術の高度化を履行し、ミサイル性能を点検し技術を改良する目的のほか、北の問題の重要性を浮かび上がらせ、交渉の必要性を喚起する側面もある」と分析した。