【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が7日発表した1〜3月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比39.2%増の1兆5178億ウォン(約1490億円)、売上高は27.7%増の18兆8057億ウォンだった。いずれも四半期ベースで創業以来最高を記録した。

 市場はLG電子の1〜3月期の営業利益を1兆ウォン強と予想していたが、これを大きく上回った。過去最高だった2009年4〜6月期(1兆2438億ウォン)を3000億ウォン近く上回り、12年ぶりに記録を更新した。売上高も20年10〜12月期(18兆7826億ウォン)を超えて最高となった。

 世界経済は回復傾向にあり、新型コロナウイルスが長引く中で落ち込んだ消費も反動増を見せている。LG電子では高級家電とテレビの売り上げが伸びた。

 証券業界によると、生活家電を手掛けるホーム・アプライアンス&エア・ソリューション(H&A)部門が四半期としては初めて売上高6兆ウォン、営業利益8000億ウォンを超えたとみられる。テレビ事業を担うホーム・エンターテインメント(HE)部門も、有機EL(OLED)やナノセル(高精細液晶)テレビといったハイエンド製品の販売増を追い風に、売上高が前年同期比で3割ほど増加したと予想される。

 一方、スマートフォン(スマホ)を含むモバイル事業は赤字が続いていたことから、このほど事業撤退を決めた。