【ソウル聯合ニュース】韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は8日、朝鮮半島情勢が新たな曲面に差し掛かっているという見解を示した上で、平和に向けた流れができるよう取り組む考えを明らかにした。

 李氏はこの日、南北交流協力推進協議会の会議冒頭、「朝鮮半島情勢が新たな局面に差し掛かっている。米国の対北政策がまとまろうとしており、北もそれまでの様子見から情勢の探索へと動き始めた」と述べた。こうした中で「政府は北の情勢を冷静に注視しながら、朝鮮半島の運命が再び平和に向かうことができるよう転換のモメンタム(勢い)をつくるため最善を尽くす」と強調し、政府が掲げる朝鮮半島平和プロセスの進展に期待を示した。

 一方、会議では、南北を隔てる非武装地帯(DMZ)周辺に整備された「DMZ平和の道」の一つである江原道・鉄原コースの運営正常化に向け、昨年の集中豪雨で流失した橋の復旧に南北協力基金から23億ウォン(約2億2600万円)を支援する案件を審議、決定した。DMZの歴史・生態系・文化遺産などの情報を国民に提供し、政府や自治体などが情報を共有する統合システムの構築にも7億ウォンを支出する。