【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「少女像」に「竹島は日本固有の領土」と書かれたくいを縛りつけ、被害者らの名誉を毀損(きそん)した罪などに問われている日本人、鈴木信行被告の公判が9日、ソウル中央地裁で開かれた。だが被告はこれまでと同様、出廷せず、公判は無期限延期された。

 鈴木被告は2012年6月にソウルの日本大使館前の少女像にくいを縛りつけて慰安婦被害者の名誉を毀損し、中国・上海で日本軍首脳部に爆弾を投げつけた独立運動家、尹奉吉(ユン・ボンギル)の殉国碑前にもくいを打ち込んだなどとして、13年2月に起訴された。

 15年5月には慰安婦被害者を支援する施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)などに被害者を侮辱する少女像の模型などを送り、名誉毀損罪などで16年4月に追起訴された。

 鈴木被告の公判は13年から計20回開かれたが、一度も出廷していない。地裁は「被告が出廷せず、公判が遅延している」として遺憾の意を示し、次回の公判期日は追って指定すると伝えた。