【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から677人増え、累計10万8945人になったと発表した。市中感染が662人、海外からの入国者の感染が15人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(671人)から6人増加。市中感染者は7日から4日連続で600人を超えた。全国で集団感染が相次いで発生し、新規感染者が600〜700人台で推移していることを受け、韓国政府は防疫対策「社会的距離の確保」の現行レベルと5人以上の私的な集まり禁止措置を来週からさらに3週間維持することを決めている。流行の「第4波」が本格化することを警戒しての措置だ。

 政府は前日、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の社会的距離確保のレベルを上から3番目の第2段階、首都圏以外は同4番目の第1.5段階で据え置くとともに、5人以上の集まり禁止措置を3週間続行すると発表した。また首都圏と釜山市での遊興施設(クラブなど)の営業禁止も決めている。

 市中感染者は前日の644人から662人に増加。7日から4日連続で600人を超えている。新たに確認された662人を地域別にみると、ソウル市が198人、京畿道が199人、仁川市が24人で、首都圏が421人と全体の63.6%を占めた。前日は69.9%だった。

 首都圏以外の割合が前日の30.1%から36.4%に上昇した。地域別の新規感染者は、釜山市が56人、慶尚南道が44人、慶尚北道が26人、蔚山市が25人、全羅北道が23人、忠清南道が15人、大田市が13人、忠清北道が10人、全羅南道と済州道がそれぞれ7人、江原道が6人、大邱市と世宗市がそれぞれ4人、光州市が1人だった。釜山・蔚山・慶尚道地域の増加が目立つ。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは15人だった。このうち4人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から1人増えて計1765人となった。韓国国内の平均致死率は1.62%。重篤・重症患者は前日から5人減り、108人となっている。

 9日の検査件数は4万7517件で、前日より825件多かった。