【ソウル聯合ニュース】韓国の車載電池大手、LGエナジーソリューションが電気自動車(EV)などに搭載するバッテリーに関する営業秘密を侵害したとしてSKイノベーションを訴えていた問題で、両社が紛争の終結で合意したと発表したことについて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、自身のフェイスブックに「両社の合意は意味が非常に大きい」として、「本当に幸いだ」と書き込んだ。

 両社は11日、SK側がLG側に総額2兆ウォン(約2000億円)の賠償金を支払い、国内外で起こした訴えを取り下げることで合意したと発表した。

 文大統領は「世界の経済環境は技術変化の速度が速くなり、供給網の安定が一層重要になっている」とし、「国内の産業生態系(エコシステム)の構成員が競争しながら相互信頼に基づき協力することが国益と個別会社の長期的な利益にも合致する」と強調。「両社を含む韓国の二次電池業界が未来の市場と機会に向かって一足早く動き、世界のクリーンな電気自動車産業の発展をけん引することを期待する」と呼び掛けた。

 その上で、「政府も戦略産業全般で協力体制強化の契機になるよう、積極な役割を果たしていく」との方針を示した。