【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から673人増え、累計11万2789人になったと発表した。市中感染が652人、海外からの入国者の感染が21人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(698人)に比べ25人少ないが、2日連続で600人台後半となった。

 

 このところ全国的に家族や知人との集まり、飲食店、保育園、教会など日常のほぼ全ての空間でクラスター(感染者集団)の発生が確認されているのに加え、感染経路が不明の「隠れた感染」が地域社会に広がっており、感染者数は当分の間増える可能性が高い。この日も全国の広域自治体(17市・道)全てで感染者が発生した。

 政府は、状況が悪化した場合は防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを引き上げるなど防疫措置の強化を検討する方針を示しているが、現在のところは推移を見守っている。

 新たに確認された市中感染者652人を地域別にみると、ソウル市が215人、京畿道が216人、仁川市11人で、首都圏が442人と全体の67.8%を占めた。

 首都圏以外の地域では、釜山市と慶尚南道がそれぞれ44人、蔚山市が24人、慶尚北道が23人、全羅北道が15人、忠清南道が12人、光州市が10人、忠清北道が9人、江原道が7人、大田市と全羅南道がそれぞれ6人、大邱市が4人、世宗市と済州道がそれぞれ3人だった。

 教師の感染が確認された蔚山市の学校では、生徒6人が新たに陽性と判定された。京畿道一山市の保育園では、教師と調理師、園児6人の感染が判明した。忠清北道の教会では、12日以降に牧師一家や信者など24人の感染者が発生した。

 

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは21人だった。このうち11人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの10人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から2人増えて計1790人となった。韓国国内の平均致死率は1.59%。重篤・重症患者は前日から12人増え、111人となっている。

 15日の検査件数は4万2207件で、前日より3531件少なかった。