【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は19日、キューバの共産党トップの第1書記に選出されたディアスカネル大統領に祝電を送り、「心からうれしく思う」と伝えた。朝鮮中央通信が20日に報じた。

 金正恩氏は「2018年11月に平壌で会って合意したように、両国の伝統的な親善団結と協調関係を一層拡大発展させていく意志を改めて確言する」と強調した。ディアスカネル氏は18年に北朝鮮を訪問した。当時、金正恩氏は自ら平壌国際空港でディアスカネル氏を出迎え、執務室がある党本部庁舎に招待して食事を共にするなど、手厚く歓待した。

 金正恩氏は第1書記から退いたカストロ氏にも書簡を送り、健康を祈った。

 キューバは19日(現地時間)にディアスカネル氏を第1書記に選出した。第1書記の交代が予定されていたが、北朝鮮とキューバの時差が13時間あるため、選出直後に祝電を出したことになる。非核化を巡る米朝対話が膠着(こうちゃく)し、対北朝鮮制裁の緩和が期待できなくなったことから、社会主義国家間の連携強化をアピールする狙いがあるとみられる。

 金正恩氏は先月末、中国の習近平国家主席やキューバ、ベトナム、ラオスの最高指導者に異例の口頭親書を送った。