【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は12日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける全ての従業員に対し、接種日に有給休暇を付与することを決定した。

 また、副反応が出た場合は医師の診断書などがなくても接種後最長2日まで有給休暇を使えるようにした。

 同社関係者は「政府の勧告などを考慮し、ワクチン休暇の導入を決定した」と説明した。

 政府は4月に、ワクチン接種後に副反応とみられる症状が出た場合に有給休暇の取得を認める制度を導入。民間部門に対しても賛同を働きかけた。ただ、ワクチン休暇は接種した全員への付与を義務付けるのではなく、「勧告」にとどまることから、実効性を疑問視する声もあがっていた。

 サムスン電子社内最大の労組は前日、会社に対し、ワクチン接種を受けた同社従業員全員に接種当日から3日間の有給休暇を付与し、休暇付与にあたっては副反応に関する診断書などの提出を不要とするよう求めていた。

 会社側は、接種当日の休暇は保障するが、労組が要求した接種後2日間の休暇は副反応を訴えた従業員にのみ付与することを決めた。