【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は21日、20カ国・地域(G20)や主要機関などが参加する「グローバル・ヘルス・サミット」で、「安全で効果的なワクチンが全ての国に公平に普及するまでは、どの国も安心できない」とし、ワクチンの大量生産と公平な供給のため「グローバル・ワクチン生産ハブ」の構築を提案した。

 同サミットは、2021年のG20議長国を務めるイタリアと欧州連合(EU)の欧州委員会が共催。新型コロナウイルス対策の国際協力について議論することを目的にオンライン形式で行われた。

 金首相は、ワクチンや治療薬の公平な普及をめざす国際枠組み「ACTアクセラレーター」や、開発途上国にワクチン供給を行う枠組み(COVAX AMC)に韓国が積極的に参加し、ワクチンの委託生産により、普及の拡大に寄与している点を強調した。

 また、今後パンデミック(世界的大流行)を防止するために、各国の保健医療システムが包容的かつ持続可能な方式で再建される必要があるとし、「韓国は普遍的医療保障の経験を基に保健分野が脆弱(ぜいじゃく)な国を支援するための国際社会の取り組みに参加する」と述べた。

 会議には米国のハリス副大統領、ドイツのメルケル首相、カナダのトルドー首相、日本の菅首相などG20や招待国の首脳、世界保健機関(WHO)など14の国際機関などの代表が参加した。

 会議ではパンデミックへの備えや対応に向けた指針「ローマ宣言」が採択された。