【ソウル聯合ニュース】会社更生手続き中の韓国自動車5位の双竜自動車が、売却に向けて早ければ週内にも主幹事を選定する見通しだ。売却の動きが本格化するものの成立まで難航が予想される。

 業界関係者によると、25日から証券会社と会計事務所7〜8社がプレゼンテーションを行う予定だ。この中から主幹事が決まれば、買収意向を示した企業を4〜5社に絞り込み、実査や買収意向書提出などを経て優先交渉権者を選定することになる。

 売却額は6月10日までに提出される調査報告書により決まる見通し。業界関係者は「2800億〜3000億ウォン(約270億〜290億円)程度になる可能性が高い」との見方を伝えた。

 双竜を巡っては、投資に名乗りを上げていた米自動車ディーラーのHAAHオートモーティブが投資の意向をまだ撤回していない。韓国の電動バスメーカーのエジソンモータースや電気自動車(EV)メーカーのケーポップモータースなどが買収の意向を示しているほか、中国や米国の企業が入札に参加する可能性もあるとされる。

 ただ、HAAHオートモーティブ以外は資金調達力に疑問符が付く。双竜の関係者も「最も重要なのは販売網だ。(HAAHオートモーティブ以外は)海外販売網を持たず、双竜を買収しても将来が保証されない」として、乗り気でない様子だ。

 来月に入札公告、7月中に再生計画案提出の計画だが、状況次第ではずれ込む可能性もある。