【ソウル聯合ニュース】韓国空軍の女性下士官が上官からセクハラを受けたと訴え、自殺したとされる事件が波紋を広げる中、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、?成?(イ・ソンヨン)空軍参謀総長が同日表明した辞意を受け入れた。青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官が記者会見で明らかにした。

 女性は3月、上官からセクハラを受けたと訴え、約2カ月後の先月22日に官舎で死亡した状態で見つかった。事件を隠蔽(いんぺい)するための組織的な動きがあったとする疑いもあり、軍当局のずさんな対応を批判する声が強まっている。

 文大統領は今月3日、同事件について、「被害の訴えがあってからの部隊内での処理、上官や同僚による2次加害、被害の訴えの黙殺、死亡後の不十分な措置などについて厳正な捜査と措置が行われなければならない」と強調。「最高責任者までの報告と措置の過程を含んだ指揮系統の問題も調査し、厳重に処理してほしい」と指示していた。

 李氏を事実上、更迭したもので、同事件を巡る新たな事実も明らかになっているため軍上層部への処分が相次ぐ可能性がある。

 青瓦台の高官は国防部長官の更迭の可能性もあるかどうかについて、記者団に「現時点で言及することは適切ではない」と述べた。その上で、「事件の報告、報告以降の措置などを調べ、問題があれば地位を問わず、厳しく処理する」との方針を示した。