【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が9日発表した韓国の1〜3月期の実質国内総生産(GDP、暫定値)は前期比1.7%増加した。4月下旬に発表した速報値から0.1ポイント上方修正。新型コロナウイルスの感染拡大前の水準に回復した。

 新型コロナの感染拡大が始まった昨年1〜3月期(1.3%減)と続く4〜6月期(3.2%減)は2期連続でマイナスだったが、7〜9月期(2.1%増)は増加に転じ、10〜12月期(1.2%増)もプラスだった。2021年1〜3月期(1.7%増)まで3期連続増となっている。

 1〜3月期の成長率を部門別にみると、設備投資は機械類や輸送用機械などの増加により、前期比で6.1%伸びた。

 韓国経済を支える輸出は自動車や携帯電話などをけん引役に2.0%増加した。輸入も機械・装置や一次金属などを中心に2.9%増となった。

 民間消費は前期に1.3%のマイナスだったが、今年1〜3月期は自動車をはじめとする耐久財の消費と教育などのサービス消費が活発化し、1.2%の増加に転じた。政府支出も1.6%拡大した。

 経済活動別の生産は、製造業が3.8%、サービス業が0.7%、それぞれ増加した。

 実質国民総所得(GNI)は前期比2.4%増加した。