【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、南西部の光州市で9日に解体工事中の5階建ての建物が倒壊した事故について、行政安全部長官と光州市長から報告を受け、迅速かつ徹底した事故調査を行うとともに厳正に責任の所在を解明するよう指示した。青瓦台(大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えた。

 同事故では市内バスが建物の下敷きになって17人の死傷者が出ている。文大統領は死亡者の葬儀手続きや負傷者の治療をサポートするよう関係官庁と自治体に促した。警察や国土交通部に対しては、事前の許可プロセスは合法だったか、解体工事現場周辺の安全対策は十分だったかなどを確認するよう指示した。

 また、2019年のソウルでのビル倒壊事故を受けて再発防止策が講じられたにもかかわらず、同じような事故が起きたことに遺憾の意を示し、再発防止策の実施状況を点検するとともに関係官庁で速やかに補完策をまとめるよう求めたという。