【ソウル聯合ニュース】韓国の来年3月の大統領選に出馬表明した尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長の義母が2日、医療法違反の罪や詐欺罪で懲役3年の判決を言い渡される異例の事態となり、大統領選レースに影響を与えそうだ。

 先月29日に出馬を表明し、政治活動を本格化させた尹氏には痛手となる。

 与党「共に民主党」からは、文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判し、「公正」と「常識」を掲げて法治主義を強調してきた尹氏を非難する声が出ている。尹氏に対し、辞退するよう求める声も上がりそうだ。

 各種の世論調査で尹氏と共に民主党所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事の支持率が伯仲する中、同党は今回の判決で李氏が優勢になるとの見通しを示している。

 また、野党陣営の候補が恩恵を受ける可能性もある。クリーンなイメージで尹氏の代替候補に取り上げられている崔在亨(チェ・ジェヒョン)前監査院長への期待感が高まるとの見方もある。

 保守系最大野党「国民の力」の関係者は聯合ニュースの取材に対し、「(尹氏の同党への)入党の時期にも影響があると思う」との認識を示した。