【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は2日、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルスの感染再拡大に関する国民向け談話を発表し、「この1年半、全国民が苦痛に耐えて積み重ねてきた防疫が重大な危機に直面した」として「防疫対応を強化しなければならない」と述べた。

 

 この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日から826人増え、半年ぶりに新規感染者が800人を上回った。

 金氏は、政府は自治体と緊密に協議して感染防止策「社会的距離の確保」のレベル引き上げを検討する一方、実効性のある防疫措置を新たに講じる方針を示した。

 また、「当分の間集まりや会食は自粛してほしい」とした上で、「ワクチンを接種しても人の多い屋外では必ずマスクを着用してほしい」と呼び掛けた。

 金氏は、労働組合の全国組織・全国民主労働組合総連盟(民主労総)が3日に全国労働者大会を予定していることについて、「もし集会を強行すれば、政府は国民の生命を守るためにあらゆる手段を動員して厳正に対応せざるを得ない」と述べた。

 その上で、首都圏で大規模集会を開くのは新型コロナの感染拡大を助長する大変危険な行動だとして、中止するよう促した。