【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は3日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から794人増え、累計15万9342人になったと発表した。市中感染が748人、海外からの入国者の感染が46人だった。1日当たりの新規感染者数は前日に比べ32人少ないが、2日連続で800人前後となった。土曜日に発表する金曜日の感染者数としては、今年1月2日(820人)以来の高水準となる。

 新規感染者数はしばらく、検査件数による増減があるとはいえ300〜600人台の範囲内だった。だが、首都圏を中心にしたクラスター(感染者集団)の続出で先週から新規感染者の増加ペースが上がっており、ここ4日は700〜800人台で推移する。インドで最初に発見された変異株で感染力がより強い「デルタ株」の感染者が国内で相次いで確認されていることもあり、防疫当局は警戒を強めている。

 金富謙(キム・ブギョム)首相は前日、緊急の記者会見を開いて国民向け談話を発表し、「この1年半、全国民が苦痛に耐えて積み重ねてきた防疫が重大な危機に直面した」として防疫態勢を強化する方針を示している。

 新型コロナによる死者は前日から1人増えて計2025人となった。韓国国内の平均致死率は1.27%。重篤・重症患者は1人減り、144人となっている。