【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2052人増え、累計23万2859人になったと発表した。市中感染が2001人、海外からの入国者の感染が51人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(2152人)より100人少ないが、2日連続で2000人を超えた。

 

 夏休みシーズンと光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)の連休(14〜16日)に人の移動が増えた影響が引き続き表れる可能性があり、感染力の強い「デルタ株」も全国に広がっていることから、感染規模はさらに拡大する恐れがある。

 これを受け、政府は感染防止策「社会的距離の確保」のレベル(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)を来月5日まで2週間延長する方針を決めた。第4段階での飲食店・カフェの営業時間は現行の午後10時までから午後9時までに短縮する。

 ただ、午後6時以降の私的な集まりは2人までとしていたが、飲食店・カフェに限りワクチン接種者2人を含む4人までの会合を認める。

 新たに確認された市中感染者2001人を地域別にみると、京畿道が633人、ソウル市が549人、仁川市が117人で、首都圏が計1299人と全体の64.9%を占めた。首都圏の感染者数は3日連続で1000人を上回っている。

 首都圏以外の地域では、釜山市が131人、慶尚南道が88人、忠清南道が71人、慶尚北道が64人、大田市が58人、済州道が56人、忠清北道が44人、大邱市と全羅北道がそれぞれ39人、蔚山市が28人、江原道が26人、全羅南道が23人、光州市が22人、世宗市が13人の計702人で、2日連続で700人を超えた。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは51人だった。このうち13人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの38人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から6人増えて計2197人となった。韓国国内の平均致死率は0.94%。

 重篤・重症患者は前日より5人少ない385人で、3週間連続で300人を上回った。

 19日の検査件数は4万8305件で、前の日より8714件少なかった。ほかに臨時検査所での検査件数が10万9797件だった。