【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は22日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1628人増え、累計23万6366人になったと発表した。市中感染が1590人、海外からの入国者の感染が38人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1880人)より252人少ないものの、週末のため検査件数が減ったことが影響したとみられ、コロナ流行「第4波」が全国に拡大する勢いが衰えたとはいえない状況だ。

 感染力の強い「デルタ株」も全国に広がっている上、夏休みシーズンと光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)の連休(14〜16日)に人の移動が増えた影響が引き続き表れる可能性があり、感染規模はさらに拡大する恐れがある。

 こうした状況を踏まえ、政府は感染防止策「社会的距離の確保」のレベル(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)を来月5日まで2週間延長すると発表した。第4段階での飲食店・カフェの営業時間は現行の午後10時までから午後9時までに短縮する。

 新たに確認された市中感染者1590人を地域別にみると、ソウル市が493人、京畿道が513人、仁川市が64人で、首都圏が計1070人と全体の67.3%を占めた。首都圏の感染者数は5日連続で1000人を上回っている。

 首都圏以外の地域では、釜山市が111人、慶尚南道が56人、大邱市と忠清南道がそれぞれ50人、慶尚北道が48人、忠清北道が45人、蔚山市が36人、済州道が35人、大田市が23人、光州市が22人、全羅北道が20人、江原道が14人、全羅南道が9人、世宗市が1人の計520人だった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは38人だった。このうち9人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの29人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から13人増えて計2215人で、韓国国内の平均致死率は0.94%。

 重篤・重症患者は前日より8人少ない395人となった。

 21日の検査件数は3万1742件で、前の日より3万3850件少なかった。ほかに臨時検査所での検査件数が7万5917件だった。