【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が2日発表した韓国の4〜6月期の実質国内総生産(GDP、暫定値)は前期比0.8%増加した。7月27日発表の速報値から0.1ポイント上方修正した。民間消費の回復がけん引した。

 四半期ベースの成長率は新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年1〜3月期(1.3%減)と4〜6月期(3.2%減)に2期連続でマイナスだったが、7〜9月期(2.2%増)にプラスに転じ、10〜12月期(1.1%増)と2021年1〜3月期(1.7%増)、4〜6月期(0.8%増)まで4期連続で増加した。

 今年4〜6月期の成長率を部門別にみると、民間消費の回復ぶりが目立つ。準耐久財(衣類など)とサービス(娯楽文化、飲食宿泊など)の消費が伸びたことで3.6%増加し、09年4〜6月期(3.6%増)以来12年ぶりの高水準となった。今年1〜3月期(1.2%増)と比べても回復傾向が鮮明だ。

 政府消費(政府支出)も健康保険給付費を中心に3.9%増加した。設備投資は輸送用機械をけん引役に1.1%伸びた。これは速報値より0.5ポイント高い。

 一方、輸出は自動車や液晶パネルなどを中心に2.0%減少した。輸出は昨年7〜9月期に16.3%増加したが、伸び率は次第に低下し、4〜6月期は減少に転じた。輸入は一次金属、化学製品などが増えて2.8%増加した。1〜3月期(2.9%増)と同水準。

 経済活動別の生産は、サービス業が2.1%増加した半面、建設業が1.3%、製造業が1.3%、農林漁業が12.7%、電気ガス水道業が4.1%、それぞれ減少した。

 実質国民総所得(GNI)は前期比0.1%増加した。

 韓国銀行は先月26日に今年の成長率見通しを4.0%で据え置いた。4〜6月期の暫定値なら年率4.0%成長は可能ながら、新型コロナの流行「第4波」はいまだに収まる気配が見えず、7〜9月期の成長率が鍵を握ることになりそうだ。