◇新規コロナ感染者再び2000人下回る 市中感染の7割が首都圏

 中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1961人増え、累計25万5401人になったと発表した。市中感染が1927人、海外からの入国者の感染が34人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(2025人)から64人減り再び2000人を下回ったが、58日連続で1000人を超えた。感染力の強い変異株「デルタ株」が流行するなか、市中感染者のうち人口が集中している首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)が占める割合が再び70%を上回ったのに加え、全国的に大規模な人口移動が予想される秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休を控えていることから感染規模の拡大が懸念されている。

◇三菱重工債権の差し押さえ 元勤労挺身隊訴訟で被害者側が申請取り下げ

 大法院(最高裁)が三菱重工業に元女子勤労挺身隊員らに対する賠償を命じた判決を巡り、同社の韓国内の債権について差し押さえを求めていた原告の家族が申請を取り下げたことが分かった。原告の家族らは三菱重工が韓国農機メーカーのLSエムトロンと取引しているとして、先月初めにLSエムトロンが三菱側に支払う商品代金の債権差し押さえを裁判所に申請。水原地裁安養支部は商品代金約8億5000万ウォン(約8000万円)の差し押さえを認める決定を下した。一方でLSエムトロンは、同社が取引している企業は「三菱重工業エンジンシステム」であり、三菱重工との取引実績はないとして、債務は存在しないとの書面を裁判所に提出した。

◇モデルナ製ワクチン600万回分 今週末までに順次到着

 政府が米モデルナから購入した新型コロナウイルスワクチン600万回分が、2日から週末にかけて順次到着する。中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は会見で、同社のワクチン102万1000回分が2日午後に仁川国際空港に到着する予定だとして、最終的に供給されるワクチンは600万回分より増える可能性があると説明した。供給が完了する時期については「今週末ごろかその後」との予想を示し、週末までに十分な量が到着すると強調した。

◇4〜6月期の成長率0.8% 速報値から0.1P引き上げ

 韓国銀行(中央銀行)が発表した韓国の4〜6月期の実質国内総生産(GDP、暫定値)は前期比0.8%増加した。7月27日発表の速報値から0.1ポイント上方修正した。民間消費の回復がけん引した。四半期ベースの成長率は新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年1〜3月期(1.3%減)と4〜6月期(3.2%減)に2期連続でマイナスだったが、7〜9月期(2.2%増)にプラスに転じ、10〜12月期(1.1%増)と2021年1〜3月期(1.7%増)、4〜6月期(0.8%増)まで4期連続で増加した。

◇22年から5年間の国防費約30兆円 破壊力高いミサイル開発へ

 国防部は、2022〜26年の国防中期計画を発表した。北朝鮮の核と大量破壊兵器(WMD)に対応し、破壊力を大きく高めた地対地・艦対地弾道ミサイルを開発して実戦配備する。同期間の国防費は総額315兆2000億ウォン(約30兆円)と予想した。文在寅(ムン・ジェイン)政権で最後となる今回の国防中期計画は昨年に発表した2021〜25年の中期計画より投入財源が14兆5000億ウォン増えた。米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に関する内容はなく、文政権が推進した「国防改革2.0」の完成に向けた戦力増強に重点を置いた。

◇肉・魚類の輸入価格上昇 中秋節の食卓に打撃

 関税庁は、秋夕(中秋節、今年は9月21日)を前に主要農畜水産物66品目の輸入価格を調査した結果、39品目が前年比上昇したと発表した。秋夕の茶礼床(先祖に供える膳)に供えたり、名節料理に用いられたりする肉・魚類の輸入価格が昨年に比べて大幅に上昇したほか、ニンニク、タマネギなど一部の農産物の輸入価格も上がり、秋夕の準備をする消費者の負担が増すものとみられる。