【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は4日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1804人増え、累計25万8913人になったと発表した。市中感染が1776人、海外からの入国者の感染が28人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1708人、訂正後)より96人多く、60日連続で1000人を超えた。

 感染力の強い変異株「デルタ株」が流行するなか、大規模な人口移動が予想される秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休を控え、感染規模がさらに拡大する恐れがある状況だ。

 これを受け、政府は前日、感染防止策「社会的距離の確保」の現行レベル(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)を10月3日まで4週間延長する方針を決めた。国民の苦労を少しでも和らげるため防疫基準を合理的に調整し、一部の防疫措置は緩和された。

 首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)など第4段階の対象地域では、飲食店・カフェの営業時間を現行の午後9時までから午後10時までに延ばす。飲食店・カフェでの私的な集まりの人数制限も緩和し、昼間は2人以上、午後6時以降は4人以上のワクチン接種完了者が含まれている場合に限り6人まで認める。首都圏以外を中心とする第3段階の地域では、不特定多数が利用する施設全てで接種完了者4人を含め最大8人の集まりを認める。

 新たに確認された市中感染者1776人を地域別にみると、ソウル市が564人、京畿道が576人、仁川市が98人で、首都圏が計1238人と全体の69.7%を占めた。

 首都圏以外の地域では、忠清南道が97人、大田市が50人、釜山市、慶尚南道がそれぞれ49人、蔚山市が47人、江原道が45人、大邱市が41人、慶尚北道が39人、忠清北道、全羅南道がそれぞれ28人、全羅北道が25人、光州市が24人、世宗市、済州道がそれぞれ8人だった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは28人だった。このうち6人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの22人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から7人増えて計2315人となった。韓国国内の平均致死率は0.89%。重篤・重症患者は前日から9人増え、376人となっている。

 3日の検査件数は6万3680件で、前の日より513件多かった。臨時検査所での検査件数は12万1908件だった。