【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は5日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1490人増え、累計26万403人になったと発表した。市中感染が1461人、海外からの入国者の感染が29人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1804人)より314人少ないが、61日連続で1000人を超えた。週末は平日に比べ検査件数が少なく、新規感染者数も減少する傾向があり、感染拡大の勢いが弱まったとは見なせない。

 感染力の強い変異株「デルタ株」が流行するなか、全国で大規模な人口移動が予想される秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休も控えており、再び感染が拡大する恐れもある。政府は新型コロナ感染防止策「社会的距離の確保」のレベル(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)を10月3日まで1カ月延長した。一方で、第4段階の対象地域では飲食店・カフェの営業時間を現行の午後9時までから午後10時までに延ばし、私的な集まりの人数制限も緩和した。

 新たに確認された市中感染者1461人を地域別にみると、ソウル市が505人、京畿道が441人、仁川市が98人で、首都圏が計1044人と全体の71.5%を占めた。

 首都圏以外の地域では、忠清南道が73人、慶尚南道が52人、蔚山市が41人、慶尚北道が39人、釜山市と光州市、大田市がそれぞれ38人、江原道が22人、大邱市が20人、忠清北道が17人、全羅南道が15人、全羅北道が14人、済州道が7人、世宗市が3人の計417人だった。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは29人で、このうち9人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの20人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から6人増え、計2321人となった。韓国国内の平均致死率は0.89%。

 重篤・重症患者は363人で、前日から13人減った。

 4日の検査件数は3万2377件で、前の日より3万1303件少なかった。ほかに臨時検査所での検査件数が8万7273件だった。